自作カット型板
- 自作用のカット型板。なぞって上下フェイスを対称カットし、ドラム缶を約3:1に分断する。(ドラム缶は付属しません)
- 外殻ボディに燃焼皿を挿入。溶接で一体化もしくは、付属のブリッジで押さえ付けてネジ止め固定。
- 【カット工具】プラズマカッターもしくはディスクグラインダー(ビデオ参考)
- 【意匠許諾】個人コミュニティの範囲で作って活用ください。特に、イベントや地域防災のお役に立てるよう「自作カット型板」を用いた作り方を伝えています。
- 1本の200Lドラム缶を約3:1に縦カット。外殻ボディに燃焼皿を挿入して溶接一体化。皿には穴が開いていませんが、下部に設けた三日月形の吸気口から、二重ボディ両脇にできた隙間に空気が送り込まれて燃える仕組みです。
- 底に穴が開いていない燃焼皿でくすぶって発生した煙(可燃性ガス)が、両サイドの隙間(吸気口)から流れ込む空気と混合され、そこから燃え上がる。
- ドラム缶の丸みに沿った空気の流れと外気圧力に押されて、燃焼室からはみ出さず、煙を溜め込んでそれを燃料にゆっくりじっくり燃えるから、穏やかな無煙燃焼になります。
- 一方、燃やすゴミ木っ端は、煙を吐いて燻されながら燃えていくので炭化し、燃えカスとして「炭」が多く残りますが、ぜひ土壌改良などに二次利用ください。
【材料】
国産M級(t1.2mm鋼製)200Lドラム缶 20kg超の中古リサイクルB級品につき原色のまま(色指定なし)多少のキズ・サビ・ヘコミ等ありますが、不問のこと。 火を入れると塗装は焼け落ちサビ始めます。多少なりとも熱変形を起こします。
【加工】
職人の手作業でドラム缶カット&溶接していますので、多少のズレがあってもご勘弁願います。カット面のバリは怪我をしない程度に丸めてありますが「バリ残っています」ので、必ず軍手を着用して扱ってください。
【固定】
固定具は付属しておりません。そのままでは転がってしまうので、両脇をブロックなどで止めてください。燃えカスの除去は、そのまま転がせばキレイに排出できます。逆さまに伏せておけば、雨対策になります。