炎を連れ出す
ペレコの重さは8kgです。五徳を持ってぶら下げられる工夫もあって、コンパクトで持ち運びもしやすい設計になっています。スマートに炎を連れ歩ける道具は、あまり見かけないはず! そんな “携帯できる焚き火” は様々なシーンでお役に立ちます。
» 釣りのお供に釣った魚をその場で焼いて食べられるのはもちろん、冬でも温かく、夜釣りの灯りにもなります。
» 天体観測山中で満天の星と燃え上がる美しい炎のコラボ。暖かく星空を見上げられます。
» 冬のスポーツ観戦ベンチの前にポンとおいて、フィールドで頑張る家族・仲間を応援する。心も体も熱くなります。
ペレットが無くても大丈夫
火格子を外せば、木っ端も燃やせるロケットストーブに早変わり。わざわざ薪を買ってくる必要はありません。落ちている小枝や建築廃材、松ぼっくりなど、木質で燃やせるモノなら何でも燃料になります。
燃料タンクからはみ出す長尺の角材も、右の写真のように吸気口を閉じて燃やすことができます。
ペレットは手間無しですが、ロケットで使う場合は、燃やすモノの準備(薪割りとか!?)の楽しさと “火をいじくる” 面白さが加わります!
もしもの備えに
過日の震災で、様々なロケットストーブがみんなの手で作られ、急場をしのぐのに役立ったと、多く耳にしました。もしもの時に、暖をとりながら煮炊きできる加熱調理器具を一つ自宅に備えてあると思うと、大きな安心感につながります。
ペレコは、そんなサバイバル道具としての価値も兼ね備えていて、いつでもどこでも、暖をとり.. お湯を沸かし.. 暗闇をともす光.. として、有事の際はあなたを助けます。
仕様
- 煙突とガスチャンバー兼ペレットタンクとなる150mm×75mm鋼管2本を溶接。
- 下部に2.0mm厚ステンレス(材質SUS304)の火格子を取り付け、燃焼トンネルを形成。
- ペレットタンクの蓋とキャリーハンドルにもなる五徳が付属。

■諸元
・ タテ×ヨコ×高さ:150mm×150mm×630mm
・ ゴトク寸法:150mm×150mm
・ 重量:8kg
・ 素材:建設資材として使われる3.2mm厚の鋼管STKR(材質SS400)
・ 塗装:耐熱塗装(黒色)
■ロストル構造
L字の火格子を上下に動かして炎の大きさを調整できます。
【上げる】 内部開口が絞られ、炎が小さくなります。
【下げる】 内部開口が拡大し、炎が大きくなります。
■ガスコンロのような! » その仕組み
■煙がほとんど出ない
ペレットをそのまま燃やすと煙が多く発生して困ってしまいますが、この煙の正体は「可燃性ガス」で、実はまだまだ燃えるのです。チャンバー内に溜めた煙を、高温燃焼部に還流させながら、煙突内で燃やし尽くす構造を持たせたことで、細く・長く・赤く・美しく燃える炎を創り出しました。
シンプルな構成の中に、ペレット燃料を効率良く燃焼させる工夫が満載です。
詳しい説明は動画をご覧ください。
2014年2月4日付けで特許出願しました。(特願2014-019854)